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口頭

J-PARC線形加速器におけるエネルギー変動の観測と補正

守屋 克洋

no journal, , 

J-PARCではユーザーへ大強度ビームを安定供給するために、ビームモニタを用いてビーム損失の少ない運転条件を決めている。しかし、3GeVシンクロトロン(RCS)のビームモニタのデータ解析により、線形加速器からの入射ビームのエネルギーが利用運転中に変動していることが判明した。そこで、これまで線形加速器で常時監視出来ていなかったビームのエネルギー変動を観測するために、ビーム輸送ライン上のビームの運動量により軌道が変動する箇所に設置されたビーム位置モニタを複数台組み合わせた、エネルギー変動監視システムを構築した。それを用いて得られたエネルギー変動量を基に、RCS入射直前に設置された加速空洞を用いてエネルギー補正を行い、エネルギー変動をdp/p=$$pm$$0.015%以内に抑えることに成功した。

口頭

J-PARCを用いた重イオン加速の検討

原田 寛之

no journal, , 

大強度陽子加速器施設J-PARCは、400MeV線形加速器、3GeVシンクロトロン(RCS)、50GeV主リングシンクロトロンの3つの加速器で構成される。この加速器ではMW級の大強度陽子ビームを生成・加速・供給を行い、ビーム標的照射後に生成された様々な2次粒子を用いた多目的実験に利用されている。RCSでは、設計出力1MWの陽子ビームの1時間安定供給に成功している。一方、世界的に注目度の高い中性子星の謎を解明すべく、核子あたり10から20GeVの高エネルギー重イオンビーム(ウラニウムまで)の大強度ビームが強く求められており、ドイツ, ロシア, 中国において大型研究計画が進められている。そこで、世界最高峰の大強度重イオンビーム供給に向けて、大強度陽子加速器J-PARCを用いた重イオンビーム加速の検討を行った。世界で計画中の世界最高強度のパルスあたり$$10^{10}$$個の重イオンビームより一桁高い強度である$$10^{11}$$個での重イオンビーム供給の可能性が高いことがわかった。本発表では、J-PARCにおける陽子加速器の現状を報告し、重イオンビーム加速の検討結果を紹介する。

口頭

カーボンナノチューブワイヤーを用いた3MeV H$$^{-}$$ビーム用バンチシェイプモニター

北村 遼; 二ツ川 健太*; 林 直樹; 平野 耕一郎; 宮尾 智章*; 守屋 克洋; 根本 康雄*; 小栗 英知

no journal, , 

J-PARCリニアックの安定運転を実現するための課題の一つとして、RFQ-DTL間での縦方向ミスマッチによるエミッタンス増大が挙げられる。リニアック下流のACSセクションではタングステンワイヤーを用いたバンチシェイプモニター(BSM)によりビーム縦方向を測定しているが、RFQ出射の大電流3MeV H$$^{-}$$ビームでは、ビームコアにおける縦方向測定は未だ実現していない。カーボンナノチューブ(CNT)ワイヤーはビームプロファイル測定用ワイヤスキャナーにおいてこの大電流3MeVビームでの使用実績があり、BSMへの応用が期待される。BSMではCNTワイヤーに最大10kVの高電圧を印加するため、特に放電への対策が重要となる。本講演では高電圧印加時のCNTワイヤーへの放電ダメージ調査結果と、BSM運転条件確立に向けた放電対策の現状について報告する。

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